本文へスキップ
空き家ナビ

家財が残ったままの空き家|片づけに使える補助と順番

最終更新 2026年9月27日

「中のものをどうすればいいのか分からない」。売る、貸す、壊す、どれを選んでも家財は先に出すことになります。ここで止まったまま何年も過ぎる家は珍しくありません。片づけに補助を出している市区町村もあり、解体や改修の補助とセットで設計されていることが多いところです。

この記事の要点

  • 空き家ナビが2026年9月時点で一次情報を確認した135市区町村のうち、家財の処分に補助があるのは39市区町村・39制度。
  • 家財処分の補助の上限額は5万円から50万円で、中央値は10万円。
  • 補助率は3分の1から全額(10分の10)まで幅がある。
  • 家財処分の補助は、解体や改修の補助と組み合わせて使う設計になっているものが多い。
  • 遺品整理と不用品回収は別の業種で、料金の出し方が違う。
  • 家財を出す前に、相続人全員の同意を取っておく。あとから「あれを捨てたのか」になりやすい。

2026年9月27日時点の制度です。改正されることがあるため、実際の手続きの前に一次情報をご確認ください。

その家の場合はどうなるか、先に見てみますか

無料ではじめる

1分ほど。選ぶだけで終わります。登録も、電話番号も要りません。

家財処分の補助がある市区町村

空き家ナビが一次情報で確認した135市区町村・244制度のうち、家財の処分を対象にした補助は39制度、39市区町村にありました。解体(94市区町村)や改修(77市区町村)に比べると少数です。

上限額は5万円から50万円で、中央値は10万円。補助率は3分の1から全額まで幅があります。金額としては大きくありませんが、片づけは自己負担になりやすい費目なので、あるなら使う価値があります。

他の補助とセットになっている制度

家財処分の補助は、それだけで申請できるものと、解体や改修、空き家バンクへの登録とセットになっているものがあります。「家財を出して、そのあと売りに出す」ことが条件になっている制度もあります。

自分の予定と制度の条件が合うかどうかは、申請前に窓口で聞いておくのが確実です。順番を間違えると対象外になります。

業者を入れる前に済ませること

家財を出す作業は戻せません。あとから「あれは残すつもりだった」と言われても戻せません。業者を入れる前に、次の4つを済ませておきます。

  • 各部屋の写真を撮り、相続人全員で共有する
  • 残す物のリストを作る。迷う物は「保留」の箱にまとめる
  • 権利証、通帳、保険証券、有価証券が出てくる場合があるので、書類は先に確認する
  • 仏壇や神棚がある場合は、処分の前に菩提寺や神社に相談する

見積りの取り方

家財処分の料金は、間取り、物の量、作業員の人数、搬出経路(階段か、エレベーターか、道が狭いか)で変わります。同じ家でも業者によって金額が違うので、1社だけで決めないでください。

補助を使う場合は、対象になる費目が決まっていることがあります。「運搬費は対象だが処分費は対象外」といった切り分けがあるため、見積書の内訳を分けてもらうと申請が通りやすくなります。

よくある質問

空き家の家財処分に補助金は出ますか?

一部の市区町村にあります。空き家ナビが2026年9月に確認した135市区町村のうち39市区町村に家財処分の補助がありました。上限は5万円から50万円、中央値は10万円です。解体や改修の補助とセットで使う設計のものが多くみられます。

家財の処分費用はいくらかかりますか?

間取りと物の量で決まります。業者の見積りは部屋数と作業人数で出されることが多く、同じ家でも業者によって差が出ます。複数社から見積りを取ってください。補助がある市区町村では、対象になる費目が決まっていることがあるので、申請前に確認してください。

遺品整理業者と不用品回収業者は何が違いますか?

遺品整理は仕分けと供養、貴重品の捜索まで含むことが多く、不用品回収は運び出しと処分が中心です。料金の出し方も違います。残す物がある場合は遺品整理、空にするだけなら不用品回収が合うことが多いです。

家財を処分する前に確認することはありますか?

相続人全員の同意です。処分したあとで「形見にするつもりだった」となると戻せません。写真を撮って共有し、残す物のリストを先に作ってから業者を入れてください。権利証や通帳、保険証券が出てくることもあります。

出典

制度は改正されることがあります。実際の手続きの前に、必ず一次情報と有資格者にご確認ください。