本文へスキップ
空き家ナビ

空き家の改修に使える補助|77市区町村の上限額と条件

最終更新 2026年9月27日

「直して住めるのか、直しても元が取れないのか」。判断の前に改修の補助を見ておくと、金額の見え方が変わります。改修の補助は解体と違い、建物の状態ではなく使う人の条件で決まる制度が目立ちます。移住者限定、空き家バンク登録物件限定といった条件が付いているためです。

この記事の要点

  • 空き家ナビが2026年9月時点で一次情報を確認した135市区町村のうち、改修・活用の補助があるのは77市区町村・81制度。
  • 改修補助の上限額は10万円から500万円まで開きがあり、中央値は50万円。
  • 補助率は10分の1から10分の8まで幅がある。
  • 改修補助は「移住者限定」「空き家バンクに登録した物件限定」「子育て世帯限定」など、対象者を絞った制度が多い。
  • 自分で住む場合と、貸す場合で使える制度が違うことがある。
  • 耐震改修は空き家の補助とは別に、耐震改修の補助が用意されていることがある。

2026年9月27日時点の制度です。改正されることがあるため、実際の手続きの前に一次情報をご確認ください。

その家の場合はどうなるか、先に見てみますか

無料ではじめる

1分ほど。選ぶだけで終わります。登録も、電話番号も要りません。

改修の補助がある市区町村の数

空き家ナビが一次情報で確認した135市区町村・244制度のうち、改修・活用に関する補助は81制度、77市区町村にありました。解体(94市区町村)に次いで多い分類です。

上限額は10万円から500万円まで開きがあり、中央値は50万円。補助率は10分の1から10分の8までで、2分の1が多くみられます。

対象になるのは誰か

改修補助は、解体補助と違って対象者を絞った制度が目立ちます。建物の状態ではなく、使う人の属性が条件になっているためです。

よくある条件は次のとおりです。自分が当てはまるかどうかが、そのまま使えるかどうかになります。

  • 市外からの移住者であること
  • 空き家バンクに登録された物件であること
  • 新婚世帯、子育て世帯であること
  • 改修後、一定年数(5年など)そこに住み続けること
  • 改修後、賃貸として一定期間貸し出すこと
  • 市内の施工業者に工事を発注すること

改修後の用途が条件になる

改修補助の多くは、改修後の使い方が条件になっています。「自分が住む」「人に貸す」「地域の拠点にする」で使える制度が変わり、あとから用途を変えると補助金の返還を求められることがあります。

直すこと自体が目的になってしまうと、この条件でつまずきます。直したあと誰がどう使うかを決めてから申請に進みます。

耐震改修の補助は別枠

1981年5月31日以前に建築確認を受けた家は、いまの耐震基準を満たしていない可能性があります。この場合、空き家の改修補助とは別に、耐震診断と耐震改修の補助を用意している市区町村が多くあります。

空き家ナビのレポートでは、建てられた年から旧耐震かどうかを判定して表示します。該当するなら、空き家の補助と耐震の補助を両方あたる価値があります。

よくある質問

空き家の改修に補助金は出ますか?

市区町村によります。空き家ナビが2026年9月に確認した135市区町村のうち77市区町村に改修・活用の補助がありました。上限は10万円から500万円、中央値は50万円です。ただし移住者限定や空き家バンク登録物件限定など、対象者を絞った制度が多くみられます。

相続した実家を自分で直して住む場合も使えますか?

制度によります。移住者や新婚・子育て世帯を対象にした制度では、もともと市内に住んでいる相続人が対象外になることがあります。一方で、空き家を活用すること自体を目的にした制度なら使えます。市区町村の窓口で「相続した実家に自分が住む場合」と伝えて確認してください。

改修補助と解体補助は両方使えますか?

同じ建物では通常どちらか一方です。直すか壊すかを決めてから申請することになります。ただし家財の処分補助は、解体・改修のどちらとも組み合わせられる制度があります。

耐震改修にも補助はありますか?

空き家の改修補助とは別に、耐震改修の補助を用意している市区町村が多くあります。1981年5月以前の旧耐震基準で建てられた家は対象になりやすいので、空き家の補助と別枠で確認してください。両方使える場合があります。

出典

制度は改正されることがあります。実際の手続きの前に、必ず一次情報と有資格者にご確認ください。